【群馬】こだわりの長ネギ〜農薬編〜
2024/10/13
長ネギを栽培するうえで、欠かせないないのが、害虫・獣対策です。
獣は、ハクビシン・タヌキ・キツネなどで、これらの対策は難しいですが、
ネギの収量や品質の向上を目指すには、害虫の防除が欠かせないんです。
冒頭の画像は、畑のパトロール中に発見!!やばいと思いました。
害虫がついている、こうなったら、駆除しかないから、農薬を散布します。
私が小さいときは、蝶々飛んでいて、追い回して遊んでいましたが、
今思えば、のどかな風景ではなく、卵を産んでいたんだと感じます。
害虫の種類
1.ネギアザミウマ:葉の吸汁された箇所へかすり状の白斑が発生
2.ネギハモグリエ:複数の食害痕が重なり、葉全体が白っぽくなる
3.シロイチモジヨトウ(ヨトウムシ類):内側から食害で、葉がボロボロになる
4.ケムシ類:表面から食害で、葉がボロボロになる
5.ネギアブラムシ:葉に大きなコロニーを形成。葉の黄化や枯死を招く
6.ネキリムシ類:株の生え際から葉全体を切り倒すように食害する
7.ネギネクロバネキノコバエ:地中の盤茎部や葉鞘を加害、生育に影響する
8.ロビンネダニ:地中でネギを加害、地上部の生育悪化や枯死につながる
害虫は種類が多く、農薬も発生状況・害虫によって、使い分けが必要で、結構大変です。
畑の外周に、迎撃ミサイル的なものを配置したいですね(笑)
害虫の駆除を忘れたり、ほっておくと、ネギが死滅してしまうので、農薬を散布します。
ここで、農薬散布機械の紹介をします。
1.軽トラ
もともと、軽トラは2台、保持していましたが、
スタッフ用の移動手段だったり、収穫・管理用で、普段からあかないのもあり、
また、私自身、ハイエースで配達業務が多かったので、専用カーを新規導入しました。
快適性をもとめて、「スズキ スーパーキャリー リミテッドタイプ」にしました。
荷台が小さいかなと思いましたが、動噴と300Lタンクもつめました。
タイヤは、ゴツゴツ仕様なので、畑の中もバリバリ走行できます。
ハイエースに比べれば、荷物はあまりつめないけど、農家には最高です☆彡
2.動噴 自走式タイプ
以前は、動噴ポンプと110m巻きホースリールが別々で、ホースを引っ張って、
手でひたすら巻く、手動型で、2名じゃないときついけど、1名でやってました、
これは地獄絵図です。
2チャンネルのリモコンタイプなので、ホースを引っ張ると自動で5mずつ送り出し
してくれます。また、巻き戻しはリモコン操作で押した分戻るので、かなり楽で、
苦じゃなくなりました。本体を移動させるときは、アクセルレバーがついているので、
安心。基本は荷台に乗せっぱなしです。
3.タンク 300L
できれば、500Lタイプを積みたかったけど、重量オーバーになってしまうので、
300Lでもオーバーかもしれないけど・・・。
これらの機械を導入したことで、生産効率もあがりました。
人手も大事だけど、機械も大事です。
一読、ありがとうございました。
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