【群馬】こだわりの長ネギ〜事前準備編~
2024/11/02
皆さん、こんにちわ!
今回は、野菜を作るうえで、とっても大切な作業、「事前準備」について説明します。
簡単なフローです。
トラクター作業
耕起→耕運①→耕運②→肥料散布→耕運③ 播種・定植の3カ月前ぐらいから始めます。
耕起とは、土壌を掘り返して、上下を入れ替えます。
耕運とは、硬く締まった土を砕き、混ぜ合わせながら土の中に酸素を送り込むことで
根の呼吸を高め、地上部の生育をよくする。
当社が抱えている畑は、7haあって、その半数以上が、砂地で、石があります。
この作業をするトラクターは28馬力で耕運していたので、耕運深さが18cmぐらい
なので、畑の状態にもっていくのに、時間がかかっていました。
でも、新規トラクターを入れてから、耕運回数もへって、作業が楽になった分、
石の出現率が上がりました。そのため、ロータリーが石にあたる度に、機械をとめて
降りて、石を探して拾って、を繰り返します。正直、手間が増えました。
あまりに、多いときは、一旦、一通りロータリーをかけて、終了します。
後日、コンテナをもって、歩きながら石拾いをします。
石は、大体が、「浅間石」みたいな、軽石が多いです。
時たま、ずりみたいに、おもたーい石がでてきます。
あとは、前の借主さんが几帳面な人だと、石をとっといてくれるので、ありがたいんですけど
ほとんど、そのまま耕運してるだけなんです。
なるなべく、畑の隅に、置いていくとだんだんお墓みたいになってしまったり、
横に置いていくと石垣みたいに、拾い始めたら、切りがないというか、無限ですね。
拾いながら、思うんです、「これが金だったら、億万長者だろうな」、また、「かかとの
お手入れに、軽石」ビジネスもいいかな(笑)。
トラクターを28馬力→57馬力にかえてから、耕運深さも5cm~10cmぐらい
多分、25cmぐらい深くなって分、石が出てくる層まではいるようになったのだと
思います。
今までは、いい畑だなっておもってたのに、なんで?って思う回数が増えました。
今回の豪雨影響がでなかった箇所は、耕運深さがかわったので、
水はけなども良くなって、さらに、いいネギができるようになってきました。
肥料をまくまでは、時間を要します。
この工程は、大変だけど、やらないと、ネギ定植後の土あげのときに、機械にあたって、機械損傷に
繋がるし、自分もケガするし、いいことないんで、時間をかけて探します。
肥料をまいたら、馴染ませるために、耕運します。
大体この作業が最後で仕上げ耕運で、
事前準備が完了します。
ここまでの時間を要することがいいかは、ひとそれぞれですけど、自分はこれで、
美味しいネギのベースができているんだと思っています。
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